XTERRA JAPAN 2025 Nenouekogen

昨年はパラトライアスロンナショナルチームでの活動が重なり欠場したXTERRA 根の上でしたが、今年は根の上高原に足を運ぶことができました。
一昨年のXTERRA根の上高原が僕にとっての初めてのトライアスロンレースだったことを考えると、まだ競技を転向してまるまる2年くらいしか経ってないのかと驚きます。充実しすぎて4,5年くらいの月日が流れているように感じます。。。
去年からXTERRAのElite選手としてプロカテゴリーに登録したため、日本でのレースでは出場できるカテゴリーがなくOPEN参加選手としてレースに招待いただいています。
順位などはつかなくなりますが、国内での貴重なオフロードトライアスロンのレースができる機会なのでトレーニングの一貫で特別にコンディションを合わせたりなどはせずにレースに参加しました。
前日はSwimとBikeのクリニックを担当させていただき、15名程度の参加者の方々と要点を押さえながら試泳と試走を行いました。
レース終了後などに「クリニックに出てよかった」などと声をかけていただくこともあり、クリニックしてよかったなと思えるので、そんな言葉を直接かけてくださる暖かい雰囲気があるのもXTERRAのいいところだなと再実感しました。
さて、レース当日はというと前日までとは打って変わって豪雨。。。
スタート前からしっかりと雨が降っており、ドロドロレースが確定な状況。
諦めがつくほどの雨であったため色々と覚悟を決めレースの準備を。
雨のレースの何が嫌かって、レースをすることではなくレースの片付けをすることなんです。。。そのため、レース前からレース後まで片付けのことしか頭にありませんでした。(笑)
身体を冷やさないようにトランジッションなどのセッティングも済ませ、いざスタート。
最近XTERRAでのスイムのペース配分が大体わかってきて、あまり飛ばさずにリラックスして淡々とレースを進める。
だいぶリラックスして泳ぎ切り、ちらっと時計を見ると20分20秒くらいで感覚よりもだいぶ早く、調子は悪くないんだなと感じながらバイクパートへ。

バイクパートはコースのシングルトラックまでいくと思っていたよりもドロドロではなく、多少押しが必要な箇所はあるものの基本的には乗車できる状態で1周目を終える。
し、か、し、、、
2周目からは1周目とはガラッとコースコンディションが変化。
1周目は先頭でスイムを上がっているためマウンテンバイクオンリーのカテゴリーに参加している数名の選手しかコースに入っていない状態のコースを走行できていました。
しかし、2周目からはトライアスロンに参加している数百名の選手がコースを走っているためコースが崩れて大変なことに。
かなりバイクを押す箇所も増え、ラップタイムが数十分遅くなってしまいました。(ちなみに、2周目でやばいと思いましたが翌日にトレランのスタッフでコースチェックをしましたが、予想を遥かに超える田んぼ状態になっており、ロングに出場した選手へのリスペクトが止まりません。。。)

それでも何とか2周のバイクラップを終え、先頭でランに突入。
本来であればバイクとランをがっつりペースをあげて追い込みたいところでしたが、4月中旬からふくらはぎの筋肉系の調子がイマイチ良くなく、ラン練習も1ヶ月ほど休んでおり、まだ違和感が消えていなかったため、今回は悪化させない程度に無理なく走ることにしていました。
そのため、ランはそこそこのペースでスリッピーなコースを無事走り切り1位フィニッシュ。

晴れだとスピード感を持って走れるコースなため晴れてくれるのがベストですが、こんなどろんこ祭りを大人になってから楽しめる機会もなかなかないので、様々なコンディションを楽しめるXTERRAはやっぱり魅力的ですね。
なかなか脚の調子が戻らずもどかしい日々ですが、今年も9月のXTERRAの世界選手権が今年の最重要レースであるため、そこへ向けて焦らずに身体の調子を整えて、トレーニイングに励んでいきたいと思います。
次の国内のXTERRAは8月の丸沼ですね!
丸沼も楽しみ!!