XTERRA World Championships 2025


XTERRA Marunumaから約1ヶ月。
怪我した左足首もなんとかそれなりに走れるところまで回復し9/27(土)のレースに向けて9/21(日)に出国しイタリアに現地入りしました。🇮🇹

レース1週間前までは陽気な暖かい気候だったようですが、現地入りした数日前から急に昨年のような冬に向けての気温降下が始まり不穏な天気予報を見ながらMolvenoまで移動。
現地に近づくにつれて外の気温も下がっていき、また今年もはじまったよ、、、と少し暖かい気候への期待を早々にへし折られました。。。笑
今回はヘルシンキ経由でミラノ空港まで行き、そこから車移動で色々トラブルはありましたが、無事月曜の夜に現地入り。

翌日の火曜日は早速バイク組み立ててバイクコースのチェックへ。
今年もコースの大きな変更はなく、ざっくり言えば30minのヒルクライムと15分のダウンヒルコースの下り。
雨でデロデロでなければシングルの上りも含めて下りが最高に楽しいコース。雨でなければ。←これ重要。

水曜はEliteのみブリーフィングがあるので朝スイムとランのコースチェックでサクッと済ませて、ブリーフィングやプロフィールの写真撮影など。
日本人でエリート選手は1人であるためこのあたりの作業は1人で。
もっとプロカテゴリーで一緒に挑戦する選手がいて欲しいなと切実に思うので、競技普及も頑張ります。

水曜まででレースに関する必要事項はほとんど終わり、土曜までちょろちょろ走る程度であとは休んでゆっくりレース準備を、と思っていましたが結局コース慣れておいた方がレースで速いんじゃないかなど、軽くコース行くか、という気持ちになり木曜もバイクコースとランコースへ。
で、午後はEliteのショートトラック(ワールドポイントの上位25人)のライブをホテルで見ながらゆっくり過ごす。
最終的にはEliteのショートトラックに最終的には出れる選手になりたいなと切実に思いました。
ここに出るにはワールドポイントを稼いでランキングで25以内に入らないといけないため年間4戦くらいのワールドカップに出て安定した順位を取らないといけませんね。

金曜日は本当にゆっくりDayで軽くジョグのみで洗濯やらゆっくりコーヒー飲んでセルフケアしてといった感じです。
現地入りしてから若干感じたくない気持ちもありつつも日に日に気温が落ちていってることは感じており毎日どこかのタイミングでは雨が降るような天候で、明日のレースやばいなと前日夜の雨がザーザーと降る外を眺めながら可能性のないドライコンディションのレースを想像するばかりでした。

そしてレース当日。朝起きると雨は土砂降り、気温1桁。
さすがに超タフなエクストリームレースになることを覚悟しレース準備。
エリートはレース時間がエージよりも1時間早く10時スタートなので8時半前くらいに会場入りしトランジッションの準備など。
そしたらトランジッションに入るくらいの1番良くないタイミングで雨が止む。
というのも逆に降っててくれた方がシャバシャバでまだいいものの止んでしまうと若干乾いて1番デロデロの最悪なコンディションなわけです。
そうこうバタバタと準備をしてスタートの10時に向けて準備を済ませスタートラインへ。

今年は去年並みに寒かったもののスイム短縮もなく通常レースの開催ということで、スイムでできるだけ前で上がってバイクのメインパックをバイクコースの上りでジョインし耐えるだけ耐えてなんとか10位台でフィニッシュすることを目指してレーススタート。
水温は14℃とそこまで寒くはなかったものの第1ブイに差し掛かる頃には第1と第2パックが大きく分かれていてイマイチ原因がわからないのですが、第1パックに乗れずスイムで思いがけず遅れることに。
そのままメインの先頭集団にジョインできず40位ちょっとでスイムアップしバイクへ。

もはやスイム40位の時点でかなり焦りはあり、バイクランで巻き返せるのかとは半分不安は感じつつも、バイクで5人くらいでパックが組めたので、小集団でレースを進行。
序盤のダブルトラックの登りは問題なく消化できたのですが、シングルトラックに入ってからの登り区間が雨でデロデロで乗れずにかなりの距離を押すことに。
なんとかクリアし長い下りに入るがパックでのマッドコンディションの下りで他選手をなかなか抜かすことができずかなりストレスを抱えながら下まで下り2周目へ。
2周目も同じような形で途中からの押しの区間に苦しみ完全にバイクを押すことで身体が終わってしまいペースダウン。

抜きつ抜かれつでほとんど順位を変えないままランへ。
ランはバイクで終わってしまった身体かつ下がった心拍を持ち上げることができずで散々な走りでランスタート時に1分以内にいた5人くらいの選手を抜かしに行けるパワーが残っておらず最後までほとんど順位変動せず43位でゴール。

去年同じコースで27位で終えられているため最低限去年の自分は超えたかったのですが、そこも叶わず厳しいレースとなりました。
このレースに向けて色々と準備はしてきましたが、やはり世界の壁はまだまだ高かったということと100%の状態で挑んでも目標を達成できるかわからない厳しい世界に完璧な状態で挑めなかったこと自体がすでにダメだったと思っています。
世界の上位で戦うにはまだまだ力不足ですが、エリートカテゴリートップのアジア人としてこの世界で戦える選手を目指してこの挑戦を続けていきたいと今回のレースを通して再実感しました。

来年の世界選はニューメキシコの標高2200mほどがベース地点の会場らしく、エリートカテゴリーはまず標高に順応できなかった時点でレースにならないので、今年以上にしっかりとした準備が必要そうです。

この挑戦を続けていくには競技力向上以外にも活動費捻出など様々な課題をクリアしていく必要がありますが、また来年に向けて準備を重ねてより良い状態で2026シーズンを迎えられるよう頑張っていきたいと思います。
もっともっと強くなります。