2025 World Para Triathlon Championships🇦🇺

10月中旬に今シーズン最後のレースとしてパラトライアスロンの世界選手権にガイドとして参加してきました。
シーズン後半がレースが立て込みがちでバタバタとレースをこなしていた中でしたので多少疲れはあるもののコンディション的には悪くはなく、良い状態で出国できました。
ちょうど日本が寒くなるタイミングで日本よりも暖かいところに移動ができちょっと嬉しい気持ちでフライト。✈️
今年の3月にもXTERRAのワールドカップで西側のDunsboroughに行き、その時はマレーシア経由だったこともありフライトだけでも1.5倍以上の時間がかかりヨーロッパ行けちゃうかもなくらい長い移動でしたが、今回はシドニーまで直行便だったため9時間ほどのフライトでだいぶ楽チンでした。
さて、水曜日の昼間にシドニーにつきそこから1.5時間ほど車移動を挟みレース地のWollongongに到着。
早速バイクの組み立てやジョグなど身の回りのことに取り掛かり土曜日のレースに向けて木、金とリラックスしながら心身ともにレースに向かう準備を整えました。

試走などした感じだとバイクコースは多数のコーナーとアップダウンの繰り返しで単純なオーバルコースよりは自分の強みを活かせそうなコースであったためいかにして海外選手にフィジカルじゃないところで差をつけれられないか、むしろ埋められるかを細かくチェックしました。
というのも、今回のレースは世界選ということもありレースレベルとしては最大値かつガイドする樫木選手の来季のナショナルチームの基準を満たすためのかなり大切なレース。
選手をゴールまで無事届けるのは大前提ですが、その中でもいかにギリギリまで無駄を削れるかで色々と勝敗が別れるためガイドの責任は重大で、はっきり言って自分のレースするよりワールドカップのガイドする方が変な緊張感を覚えます。笑
そんなこんなで悪くない状態で土曜日のレースを迎えました。
今回のレースはナショナル標準であるトップ選手から15%以内のタイムでのフィニッシュと8位入賞以上というところを目標にレースに挑みました。
スイムのスタート時から圧倒的な泳速差であっという間に大きな差をつけられてしまい、スイムアップ時には90秒ほどの差を前の大きなグループにつけられてしまう形でバイクパートへ。
バイクパートは単純なコースよりかは差はつけられないもののじわじわとトップ選手らの集団から離されてしまいましたがアメリカチームがチェーン切れでリタイアスペインチームがトラブルで止まっており思いがけず順位が2つ上がり7位を走行し感覚的にはいつもより海外選手との差が小さいかも?という状態で無事バイクを終えランへ。

しかし、ランに入った時にはすでに先頭の選手は1周回終えて次周回に入ろうというところで早々にラップされ15%フィニッシュが怪しいんじゃないかと嫌な感じを覚えながらも選手に頑張ってもらうしかないので声をかけながらランパートを消化していく。
後半にスペインチームに抜かれ8位に順位を下げるもそれよりもトップタイムから15%以内に入ることで頭がいっぱいで少し計算しながら順位を変えずに8位でフィニッシュへ。
頭の中の計算だとギリギリ大丈夫かなといったところでしたが、リザルトが出るまでハラハラ。
色々片付けとダウンを終えようやくリザルトが出て確認したところトップから13%ちょっとでフィニッシュしておりようやく肩の荷がおりました。
あと40秒くらいかかってしまったらアウトだったのでなかなか痺れました。笑
理想を言えば世界選で表彰台などが狙えるレベルで戦うことなのですが現状ではそこまでの力はありませんしそのレベルに乗るには大きな差を埋める必要があります。
でも、トップ6は2分ちょっとの差の中に全員収まっていて、そこの争いに絡めればうまくいけば表彰台が見えてくる世界。
まずはというか最終目標じゃないかとは思いますが、そのトップ6のレベル帯に入ってワールドカップ、世界選で常に上位を狙える力がつけば自然と3年後のロスパラリンピックも現実味を帯びてくるのかなと思いますので、ガイドとして選手の力になれるようまずは個人の能力を引き上げていかねばなりません。
本当に厳しい世界ですが、その厳しい世界を2シーズン通して肌で感じることができたのでここからはその差をどう埋めるか本気で考えて行動していく時間。
いくらやっても戦えるようになる確証なんてないですがやらないと100%無理なのでトライ&エラーを重ねながら競技者として少しずつレベルアップしていきます。
